Christian Dior

皆さん、おはようございます。
Cantaです。
トラオさん（猫）が、押入れから出てきません。
寒い時期になりましたね。
でも、トラオは元気です。

今週の休みは、うちのスタッフのＴＯＭ氏の勧めで
Christian Diorのデザイナー、ジョン・ガリアーノの
オートクチュールコレクションの展示を見てまいりました。

今回のコレクションは、彼のコレクションの中でも最も印象的な
コレクションの一つだと絶賛されています。
テーマは、秋に訪れた「日本」です。
京都の伝統的な芸者や舞妓、折り紙などから得たインスプレーションを
ミックスして創作されているそうで
日本人の目には馴染み易いものばかりだと思います。
コレクションの中でも特に好評だった20点のドレスが厳選して飾られています。

ドレス一つ一つを三回の仮縫いを含め、制作に100時間から700時間掛かった
そうです。若干信じられませんでしたが、
見てみたら驚愕しました。服のラインはとても綺麗でした。

それと私が一番に感じたことは海外の人が日本をイメージして服作りをすると、
中国や韓国の民族衣装にもとても似ているものが
何点か出来上がるのだなと感じました。
それに元々の洋の要素・ラインももちろん入っていて、
洋・アジアの雰囲気・日本の折り紙・日本の着物がマッチして
今まで見たことのないドレスの数々でした。

表参道のDiorショップの四階に展示されています。
今年の１２月26日までやっていて、入場料無料です＾＾
写真も取り放題でした（フラッシュはだめらしいです）
会場自体は、そんなに広くはなく
時間にしたら普通は20分も掛からないで見て回れると思います。
私は、２０着ぐらいのドレスがぎっしり飾られているのを
一つ一つパンフレットの説明を見ながら回っていたら少し掛かりました。

皆様、もし表参道にお立ち寄りの際は見てみてはいかがでしょうか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　デザイナー/パタンナー/Diorのデニム好き
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　井上　寛太